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今年、OMS戯曲賞の最終選考に残ったのは10作品。
その中から、下記の通り受賞作品が決定しました。
大賞 水沼健・作「壁ノ花団」
特別賞 ごまのはえ・作「ヒラカタ・ノート」
佳作 司辻有香・作「愛と悪魔」

左から、司辻さん、水沼さん、ごまさん
今年の受賞作家は、なんと全て京都勢!
水沼健さんは、MONOという劇団で俳優をする傍ら、羊団というユニットや、今回の受賞作品を上演した壁ノ花団というユニットなどで、作・演出を務めてこられました。羊団の上演に書いた「むずかしい門」という作品が、第10回OMS戯曲賞の最終選考に残り、同作品で第4回AAF戯曲賞佳作を受賞されています。また、京都芸術センター演劇製作事業「演劇計画」に演出家として参加。2004年にはイヨネスコの「アルマ即興」を演出、2005年には自ら作・演出を行った「象を使う」を発表して、いずれも高い評価を得ています。
ごまのはえさんは、ニットキャップシアターの代表で作・演出を務めています。昨年のOMS戯曲賞大賞を「愛のテール」という作品で受賞しています。今回、大賞の同時受賞に限りなく近い形として“特別賞”が、まさに特別に設けられ、受賞となりました。
司辻有香さんは、京都造形芸術大学大学院に在学中の二十四歳。司辻さんは、2005年京都芸術センター舞台芸術賞にもノミネートされ、演出家として佳作を受賞(「I love you(In the bed)」)したばかりでした。

公開選評会では、白熱した議論の様子が伝わる、選考委員の選評が伝えられました。受賞した三人の他に、選考委員が非常に評価した作品が、キタモトマサヤさんの「エディアカラの楽園」でした。この作品が大賞や佳作をとっても遜色ないというほどの、今年はハイレベルな戦いだったようです。
詳しくは、来年3月に出版される、第12回OMS戯曲賞の戯曲をご覧下さい。
各選考委員の講評や、選考会の模様(授賞式ギリギリまで続けられ、式の開始が30分遅れました!)のレポートも掲載されます。
もちろん、今回の受賞作品三作品が収録されます。
また、精華演劇祭vol.3の中で、第12回OMS戯曲賞のリーディング公演を予定しています。そちらもあわせて、お楽しみに。


